対応表の作成
被験者を募って行う研究では、倫理審査を通過する必要があります。
被験者へのリスクや報酬の有無、被験者への説明方法、問題が起こった時の対処など、倫理的な配慮について、添付資料を含む20枚程度の書類にしなければなりません。
対人で行う研究で1番厳重に取り扱われるのは、やはり「個人情報の保護」です。
まず、そのためには調査票に名前を載せないことが必要です。
名前の代わりに、通し番号を振ることによってデータ管理を行うのです。
しかし、後でデータを見返したり調査が入ったときに提出したりするために、名前を記したデータも保存しておく必要があります。
そのために用意するのが対応表です。
被験者番号と氏名を記載しておいて、いつでも対応させられるようにします。
この対応表については、データ自体を鍵のかかったフォルダに保存したり、紙媒体で鍵のかかる引き出しに保存したりしなければなりません。
今日はその表を作成しました。
といっても、まだ枠を作っただけですが…
不正のない研究を行うため、煩わしくても倫理書類の内容を遵守していきます!