1年半で博士号を目指す社会人大学院生のブログ

非常勤で医療職をする傍ら、専門分野の博士号取得を目指して日々奮闘しています。

教授の存在

小学校、いや、もっと前の保育園時代から「先生」というのは絶対的な存在でした。
大学という自由な環境にいても、就職しても、大学院に入り直しても、「教え導いてくれる」教授の言うとおりに研究テーマを修正して、解析も言われたとおりに行い、結果考察も教授の方針通りに解釈してきました。

修士課程の後半には、研究知識も増え、自分なりの考察をもって教授の指導を受けることが増えていきました。
そこで、これまで自分が絶対だと信じてきた教授と意見が食い違うようになってきたのです。

「歯向かってはダメだ」「自分の考えは殺して、教授に従おう」と思い、せっかく書き進めた考察を白紙にすることもありました。



でも、違いました!
賢い友人が教授のグチを言っているのを聞いて、教授と口論しているのを見て、これまでの自分の弱さ、自信のなさ、主張の弱さがはっきりと分かったのです。

教授はあくまでも査読者の1人です。
論破するか修正するか、全て私が行うべきでした。
博士を取ったら対等の存在になるのですから。


こう聞いてこられたらどうディフェンスしようか、
きっとここは根拠が弱いから問い詰められるだろうな、

こんなことを考えるのも意外と楽しいことがわかりました!
メンタルをやられやすい博士課程、少しでも心のモヤモヤを晴らしていきたいものです。


2018.8.28
・文献レビューアブストラクトチェック
・論文誌を読む




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